飲む水 ミネラルウォーター にこだわる

飲む水 ミネラルウォーター
体温アップ健康法

飲む水 ミネラルウォーター にこだわる理由ですが、私はこう考えています。人体のおよそ60% は水分です。つまり、体重 50kg の人なら 1.5 リットルのペットボトル 2 本分です。これはかなり量です。

飲む水 ミネラルウォーター にこだわる

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人体の水分のうち3分の2は細胞の中にあります。残りは細胞外液として血液や脳脊髄液にあります。細胞内液も細胞外液もイオンを含み、体の中を循環して体内のバランスを一定に保つ役割をしています。

体液の大切な役割としてまずあげられるのが、体温調節と酸素と栄養素を体中の細胞に届け、老廃物を尿として排泄することです。汗や尿、排泄、呼吸にともなって失われる水分量は一日約2.5 リットルといわれています。

嘔吐や下痢の症状があったりスポーツなどで大量の汗をかけば、さらに多くの水分が体から抜けていくでしょう。失われていくのは水分だけではありません。水分に含まれているイオンも失われます。水分だけを補給したのでは体液が薄くなってしまいます。

体のバランスを保つためには水と一緒にイオンの補給も欠かせません。では1日にどれくらいの水分をとればよいのでしょうか。2 リットルは最低でも必要だという説もありますが、確かな科学的根拠はないようです。

ただ、同じ水分でもアルコールは利尿作用があるので、飲んだあとに逆に脱水を起こす可能性があります。夏の炎天下、ゴルフなどでのどが渇いたからと生ビールを飲んで再び午後のラウンドに出発するパーティを目にすることがありますが、これはとても危険です。

ビールはアルコール類の中でもとくに利尿作用が強く脱水を起こしやすいからです。脱水がきっかけで血液が固まりやすくなって冠動脈に血栓(血の固まり) ができれば心筋梗塞を、脳の血管に血栓ができて血液の流れが悪くなれば脳梗塞を引き起こしてしまいます。

私達の体が喜ぶ水は新陳代謝を促し、毒素や老廃物を体外に排出する効果が大きいものと言えるでしょう。当然、美味しい水が大前提です。

コーヒーやお茶にはカフェインや化学物質が含まれていることもあるので、水分を補給する目的なら麦茶や蕎麦茶などがおすすめです。

高齢の人は若い人よりものどの渇きを感じにくいので、スポーツをしたあとや入浴の前後はのどが渇いていなくても水分を補給するよう務めましょう。常温の水をゆっくりと飲むのがおすすめです。

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