時差ボケを防ぐためには機内食を食べない

機内食

機内食


ふだん睡眠に関する悩みがほとんどなく快眠の人ほど、海外に行くと時差ボケで体調を崩すケースが多くみられます。これは、長距離を短時間で移動した結果、体内リズムと昼夜のリズムとの間に落差が生じてしまうからです。

海外へ行く人は多くの人が、時差ボケには苦しめられます。そういうとき私は、サプリメントでメラトニンを摂って体内リズムの調整をする人もいますが、なにもそんな特別なものを飲まなくても、あることを我慢するだけで時差ボケにならないという、とても興味深い論文が最近発表されました。

それは、「睡眠欲と食欲」をテーマにしているハーバード大学の研究グループが発表した論文です。それによれば、人間は14時間食事をしないでいると、眠りたいという「睡眠欲」より、食べたいという「食欲」のはうが勝ってしまうのだそうです。そして、その食欲が勝ったところで食事をすると、体内時計がそこでリセットされるといいます。

この性質を利用すると、時差ボケをかんたんに解消することができそうです。どうするのかというと、たとえば、日本からアメリカへ行く場合、直行便でも約11時間かかります。そこで、その間、機内食を一切食べずに過ごします。このときは眠ってしまっても起きていても、食事さえしなければどちらでもかまいません。

14時間何も食べないでいるのには、少々我慢が必要ですが、時差ボケを防ぎたければ、機内食を食べないことです。そして、アメリカについてから、そう、ちょうど日本をたってから14時間経過したころを見計らって食事をすると、そこで睡眠のスイッチがリセットされるので、時差ボケを起こさないで済む、ということなのです。

ただ、飛行機を降りてからすぐに食事をするためには、目的地に着くのは午前中が理想です。もし到着するのが夜になったた場合は、食べてすぐに寝るのは体に毒なので、空腹のまま寝てください。

そして翌朝食事をすれば、そこで第二の体内時計がリセットされるので、時差ボケを防ぐことができます。少々つらいかもしれませんが、プチ断食だと思えば、胃腸を休めるよい機会になる7ので、思い切ってやってみてください。

ビタミンを活用して時差ボケを治す方法もあります。自分に合った時差ぼけの改善方法を選ぶのがいいでしょう。