間違い ダイエット 筋肉が減少 脂肪が増加 する 間違い ダイエットについてです。カロリーを抑えるダイエットでもっとも怖いのは、やせるときは筋肉が落ち、リバウンドするときは、その分が「脂肪」として増えてしまうということです。
たとえば、カロリー制限で体重を3キロ落とし、その後リバウンドで3キロ体重が増えたとしましょう。そんなとき、多くの人は「もとに戻ってしまった」といいますが、それは違います。
間違い ダイエット
「筋肉を増やしましょう」というと、女性の中には抵抗を感じる方もいるかもしれません。でも、筋肉が増えると、女性にとってもいいことだらけなのです。
まず、低体温が解消されるので、病気になりにくくなると同時に、ストレスにも強くなります。そして、全身の血行がよくなるので、細胞のひとつつひとつが元気になります。
女性にとってこの効果が実感されるのは、何といっても肌が美しくなることだと思います。でも、何よりも、筋肉を増やす最大のメリットは、基礎代謝が上がることにより、食べても太りにくい体になることでしょう。
女性にとってダイエットは永遠のテーマです。苦労して食事制限をしてやせたけれど、ダイエットをやめたらすぐにリバウンドしてしまった。そんな経験をしたことのある人は多いと思います。
ダイエットしてもリバウンドしてしまうのは、そのダイエット法に大きな間違いがあるからです。ダイエットの正しい知識として、まず知っていただきたいのは、食事制限をしても、よほど頑張らないかぎり内臓脂肪は減らないということです。食事制限をしたとき、真っ先に減るのはじつは脂肪ではなく、筋肉と水分なのです。
食事制限で痩せても本当の意味での痩せたことにはならない
ですから、食事制限をして1~2キロやせたからといって喜んではいけません。それは脂肪ではなく、筋肉と水分が減っているのです。もちろんダイエットをする場合、ある程度のカロリー制限は必要です。
でもそれは、あくまでも過剰なカロリー摂取を控えることが必要なのであって、最低限必要な栄養とカロリーは摂取しなければなりません。そうしないと、脂肪ではなく筋肉が落ちてしまうので、かえってやせにくい脂肪だらけの体をつくることになってしまいます。
カロリーを抑えるダイエットでもっとも怖いのは、やせるときは筋肉が落ち、リバウンドするときは、その分が「脂肪」として増えてしまうということです。
たとえば、カロリー制限で体重を3キロ落とし、その後リバウンドで3キロ体重が増えたとしましょう。そんなとき、多くの人は「もとに戻ってしまった」といいますが、それは違います。
体の中では、劇的な変化が起きています。なぜなら、最初に減った3キロは筋肉ですが、リバウンドで増えた3キロは脂肪だからです。
これはとても大きな違いです。筋肉という基礎代謝を上げるのにもっとも貢献する部分が、そっくり脂肪に置き換わるということは、体重は同じなのに基礎代謝が低下したということにほかなりません。
それに、筋肉と脂肪では脂肪のほうが軽いので、体重では同じ3キロでもサイズは太くなってしまいます。体重はもとに戻っただけなのに、どうも服のサイズが合わない、そう感じたらそれは筋肉が脂肪に変化した証拠です。
さらに、筋肉が減るということは、熟を産生する器官がそれだけ少なくなるということですから、低体温になりやすくなります。そして低体温になると、体の機能が低下するので、やせにくく太りやすい体になってしまいます。
リバウンドを繰り返すと、どんどんやせにくくなっていきますが、それは、どんどん筋肉が減っていくからなのです。見た目はスレンダーな女性でも、CTスキャンで体の中を見ると内臓脂肪がとても多い「かくれ肥満」と呼ばれる体になっている人がいますが、こういう人のほとんどが、過度なカロリー制限によるダイエットとリバウンドを繰り返してきた人です。
かくれ肥満チェック | かくれ肥満のための知識と肥満の減らし方
そして、こうした人の多くは低体温です。ちまたですから、食事をこれに置き換えるだけという、低カロリーダイエット食品が巷で売られていますが、やせたあとの体のことを考えると私はお勧めできません。過剰なカロリー摂取さえ抑えれば、本来ダイエットには、それ以上のカロリー制限は必要ありません。
そんなことをしなくても、筋肉を鍛え、基礎代謝を上げていけば、体は自然とやせていくのですから。
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