子供に炭酸飲料はよくない 二酸化炭素の血中濃度があがることで副交感神経を刺激

子供に炭酸飲料はNG

子供に炭酸飲料はNG


副交感神経の過緊張では、血流障害と低体温に加え、「リンパ球」が増加します。リンパ球が必要以上に増加すると、免疫の過剰反応によって発症する病気になりやすくなります。

  • ぜんそく
  • アトピー
  • 花粉症

などの「アレルギー疾患」です。

アレルギーは、ハウスダストや動物の毛、花粉、食物中のたんばく質など特定のアレルゲンをリンパ球が抗原と誤認することで起きる免疫過剰による病気です。そして、この「誤認」を起こさせていたのが、リンパ球が増えすぎるという「免疫の過剰」なのです。

副交感神経を過剰に緊張させる最大の原因は、運動不足とだらしない不規則な生活です。そのほかにも食事や間食のとりすぎ、炭酸飲料の飲みすぎ、車の排ガスや環境ホルモンなども、副交感神経を刺激します。

近年、アレルギーの幼少化が問題になっています。なぜ、アレルギーが幼少化したのでしょう。じつはその原因の1つは、母親のストレスだと考えられるのです。

実際、生まれたお子さんのアレルギーで悩んでいるお母さんの血液を検査すると、たいていの場合、リンパ球の数が多いのです。赤ちゃんは、もともと免疫力がなく、母乳を通して母親から免疫をもらうので、そのとき母親がアレルギー体質だと、子どももその体質を受け継いでしまうというわけです。

もちろん、アレルギーの原因は母親だけではありません。ほかにも2つ、アレルギーの幼少化を招いてしまっている大きな原因があります。まず1つは、子ども自身のライフスタイルの変化です。最近の子どもは昔に比べると室内で過ごす時間が多く、それだけ運動不足になりやすいといえます。また夜更かしの子どもが増えているのもアレルギー発症のリスクになっています。

受験勉強などでの夜更かしは交感神経を刺激しますが、テレビを見たりゲームをするなど、だらしのない生活の夜更かしは副交感神経を緊張させることになります。この場合、朝の寝起きも悪いのが特徴です。

さらに、間食をとったり炭酸飲料を飲む機会が増えていることも、子どものアレルギー発症のリスクを高めています。間食の回数や量が増えると、そのたびに胃腸が動くので副交感神経が刺激され、本来なら交感神経が優位に働くべき時間帯に副交感神経が刺激されてしまいます。

また炭酸飲料は、二酸化炭素を含んでいるので、飲むと二酸化炭素の血中濃度が上がってきます。そして、この増えた二酸化炭素が副交感神経を刺激するのです。炭酸飲料を飲むとなんとなくぼうっとして眠くなりますが、それは副交感神経が刺激されるからなのです。

2つ目の要因は、やはり環境問題です。花粉症は、排ガスや農薬など有害物質の摂取が症状を悪化させることがわかっていますが、それは、それらが副交感神経を刺激し、過緊張の状態をつくりだしてしまうからなのです。
ですから、排ガスや農薬、環境ホルモンなどは、花粉症にかぎらず、すべてのアレルギー疾患を悪化させてしまうと考えてください。アレルギーは1度でも発症してしまうと、自律神経を整えてもかんたんにはよくならないやっかいな病気です。
ですから、なった場合にライフスタイルや環境を見直すことはもちろん大切ですが、できるだけならないように、ふだんから規則正しい生活と適度な運動を心がけることが大切です。
生活防衛マニュアルと環境ホルモンについて考えるでは環境ホルモンをいかに減らしながら生活するかが紹介されています。子育て中のお母さんからアレルギー症状に悩まされている人は必見です。