ドロドロ血液の原因は低体温

ドロドロ血液

ドロドロ血液


副腎疲労の人は、100パーセント低体温です。なぜなら視床下部で認識されたストレス情報は、視床下部から自律神経系とホルモン系、両方に同時に伝達されていくからです。
そのため、副腎が疲れてしまったときには、自律神経のバランスも崩れ、低体温になってしまうのです。ストレスは、自律神経とホルモン、両方のバランスを同時に乱してしまうということです。

自律神経の乱れは、交感神経過緊張でも副交感神経過緊張でも、結果として低体温と血流障害を招くと説明しましたが、低体温と血流障害は同時に生じるので、「低体温= 血流障害」と考えることができます。

ではなぜ、体温が低いと血液の流れが悪くなるのでしょう。正常な細胞はマイナス75ミリボルトの電位差を保っているのですが、細胞がストレスを感じ、この電位差が乱れると、じつは血液のペーハーが低下してくるのです。

ペーハーが低下するということは、体が酸性に傾くということです。健康な人の血液のペーハーは7.35~7.45。中性はペーハー7なので、この数値は弱アルカリ性です。

「体が酸性になる」とよくいわれますが、実際には中性であるペーハー7を下回り酸性になることはありません。人間の体の正常なべーハ一億の範囲が0.1しかないことからもわかるように、非常に微妙なバランスの上に成り立っているのです。

糖尿病が悪化したときにアシドーシスといわれる状態になり、ペーハーが7.0台に入ることもあるのですが、それはもう生死をさまようような重篤な状態です。ですからここでいう「酸性に傾く」というのは、正常値の7.35を下回るということです。では、細胞の電位差の変化は、どの程度ペーハーに影響するのでしょう。

驚くべきことに、電位差が5/9ミリボルト低下しただけで、ペーハー値は0/1下がってしまうのです。ペーハーが0.11下がると、細胞そのものの機能が大きく低下するため、エネルギーの供給量も大幅にダウンします。

アドリーナル・ファティーグの人が、寝ても休んでも疲れがとれなくなってしまうのは、生命活動を支えている細胞のエネルギーが低下してしまうからなのです。

つまり、低体温は細胞レベルで体を悪くしていくということです。細胞の電位差を回復させるためには、柵胞に糖を送り込まなくてはなりません。しかし、低体温になり電位差が低下して体が酸性化すると、血液がドロドロになるので、血流障害によって細胞に充分な糖とインシュリンを運んであげることができなくなります。

こうして低体温は、回復したくてもできない、それがさらに体を悪化させていくという「負のスパイラル」をつくりだしてしまうのです。ストレスが低体温をつくりだし、低体温が細胞にとってさらなるストレスになるということです。では、どうすればドロドロ血液をサラサラにすることができるのでしょう。

ドロドロ血液の改善策として、水分の摂取とコレステロールの多い食事を控えることが大事とよくいわれています。もちろんそれらも有効なのですが、じつはもっと大切なのは「体温を上げる」ことなのです。なぜなら、体温が低いだけで、血液成分に関係なく、血液はドロドロになってしまうからです。

これも先ほどからいっている細胞の電位差と関係しています。思い出してください。細胞の内側と外側の電位差がマイナス75ミリボルトということは、細胞の内側はマイナスの電荷、細胞の外側はプラスの電荷ということです。

昔、理科の実験で、磁石と磁石をくつつけるとどうなるかというのをやった経験があるかと思います。磁石のプラスとプラス、マイナスとマイナス、つまり同じ極同士は反発しあう性質をもっていました。そして、磁石の力が強ければ強いほど反発する力は強く、力が弱ければ反発する力も弱くなりました。

電荷でも、これと同じことが起きるのです。つまり、細胞と細胞の間は、プラスとプラスで反発しあっているということです。ですから、細胞の電位差が下がってしまうと、磁力が弱くなった状態と同じで、細胞同士の反発する力が弱くなってしまうのです。血液は、白血球や赤血球などたくさんの細胞成分を含んでいます。そのため電位差が保たれているときは、細胞成分同士が反発しあうのでサラサラとした状態でいられるのですが、電位差が低下し、反発する力が弱まると、細胞成分同士がくつつきやすくなり、血液がドロドロになってしまうのです。

体温を上げること、それが血液をサラサラにするもっとも確実でよい方法なのです。

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コメント

  1. […] ロ」とあわらしますが、もう少し具体的にいうと4つになります。ちなみにドロドロ血液の原因のひとつは低体温です。体を温めることもとても大切です。 では早速、血液を具体的に4つ […]