食事の基本 一物全体 という考え方を大事にしたい

食事の基本 一物全体
体温アップ健康法

体温を上げるという体質改善を行うに当たって非常に重要なのが 食事の基本 一物全体 という考え方です。体温を上げる ということを念頭においた場合、直接的に体温を上昇させる 生姜やにんにく、カレー粉やキムチに目がいきがちなるのは当然ですが、それ以外に食事の基本となる部分も非常に大切です。

食事の基本 一物全体

食事の基本 一物全体

食事の基本 一物全体

日本の食養学の礎をつくったのは明治時代の軍医である石塚左玄だそうです。彼は「食は本なり、体は末なり、心はまたその末なり」と、心身の病気の原因は食にあるとしました。

確かに食べたもので体はつくられるわけですから当然のように思いますが、理屈ではわかっていても現代人がそういう意識が食行動に反映しているとは到底思えません。

石塚左玄の食養学のひとつに一物全体」の考えがあります。食べものはその全体でバランスがとれているのだから野菜でも魚でも根から集まで、頭からしっぽまで丸ごと食べてはじめてバランスのとれた食事ができるという意味です。

食生活が重かになり、手軽で一見おいしそうにみえる食材の部分だけを食べる食べ方は健康のもとになる食べもののよさを十分に活かしていません。

丸ごと食べて栄養を丸ごといただく

精白した白米よりも胚芽のついた玄米は栄養にも富み、便秘予防にも効果があります。野菜は根、茎、葉をすべて食べることが大切です。

魚の栄養は頭から尾まで含まれています。アジ、サンマ、アユ、イワシ、シシャモ、ハゼ、ワカサギなどは、頭から尾まで食したほうがよいのです。

最近、レストランなどでランチを頼むと、「ご飯は白米と雑穀米がありますが、どちらにしますか?」と聞かれることがあります。

精白前の玄米の人気も高く、わざわざインターネットで取り寄せる方もいるようですが、玄米に含まれているビタミンB1 をはじめとするビタミン、ミネラル、糖質、タンパク質、脂質、食物繊維などの栄養を体の中にしっかり取り入れるためには一口100回以上噛む必要があるといわれます。その理由は玄米のでんぷん質がとても硬いからです。そのために玄米は体によいとわかっていても毎日は食べられないという方も少なくないのではないでしょうか。しかし、現在は、玄米をパウダー化した健康食品もあります。
玄米が体によいとわかっていてもなかなか食生活に取り入れるのは、実際ハードルが高いものです。

玄米食のハードルが高いなら ぬか玄 がおすすめ

ぬか玄 粉末は、米ぬかを原料とした粉末状の食品です。米ぬかは、玄米の表皮や胚芽、胚乳の外層部分で、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。

ぬか玄 粉末 効果

飽食の時代からこそ食生活の見直しが必要

「飽食の時代」というと聞こえは良いですが、裏を返せば、無数にある食品の中から栄養バランスを考えながら選ぶ必要があるということ。

ファストフードやコンビニ食ばかり選んでいるとお腹は満たされても、栄養は偏ってしまいます。そこで、見直したいのが古来から現在まで、日本人が食べ続けてきている「お米」。

現在は精米した白米が食卓にのぼることが多いですが、古来よりお米は玄米として食べられてきた歴史があります。
玄米は食感が硬い、炊飯時間が長いなど面倒な印象がありますが、その栄養価は白米と比べ豊富です。(右図参照)
現代人に不足しがちな食物繊維やビタミン類・ミネラル類が含まれています。
しかし、毎日欠かさず玄米食を取り入れるのは大変。

なんとかして、現代人にもっと手軽に玄米食を取り入れて欲しい。
その想いから生まれたのが『ぬか玄』です。
日本ならではの健康自然食・玄米の栄養を手軽に取り入れられる『ぬか玄』。
ぜひ毎日の健康づくりにお役立てください。

一物全体 という考え方 まとめ

一物全体(いちぶつぜんたい)は、日本語で「ありのままの姿で分割されていない状態」という意味です。食養で使われることが多い用語で、食材を丸ごと使用するという意味で使われます。

穀物を精白しないこと: 玄米や全粒粉など、胚芽やぬかを取り除いていないものを食べる。
野菜の皮をむかずに使うこと: 皮にも多くの栄養素が含まれているので、できるだけ皮ごと食べる。
根菜でも葉を用いること: 葉にはビタミンやミネラルが豊富なので、捨てずに料理に使う。
小さい魚を丸ごと食べること: 骨や内臓まで食べると、カルシウムやミネラルを多く摂取できる。

メリットは

栄養価が高い: 食材を丸ごと食べることで、様々な栄養素をバランス良く摂取することができます。
体に優しい: 化学的な処理をしていない食材を食べることで、体に負担をかけることなく栄養を補給することができます。
環境に優しい: 食品ロスを減らすことができ、環境保護にもつながります。

近年、健康志向の高まりから、一物全体食を取り入れる人が増えています。スーパーマーケットでも、皮付きのままの野菜や、丸ごとの小魚などが販売されるようになっています。

注意すること

一物全体食を実践するには、以下の点に注意する必要があります。

新鮮な食材を選ぶ: 新鮮な食材ほど、栄養価が高く、安全です。
よく洗う: 食材を丸ごと食べる場合は、しっかりと洗って汚れや農薬などを落としましょう。
食べやすい大きさに切る: 丸ごとの食材は、食べやすい大きさに切ってから調理しましょう。

一物全体食は、健康的な食生活を送るための重要な考え方です。ぜひ、今日から実践してみてはいかがでしょうか。

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